みなさまの愛犬・愛猫はドライフード派、ウェットフード派どちらでしょうか。今回は犬にウェットフードを与えることのメリットについてお話します。
ウェットフードの特長としては、
●匂いが広がりやすく、おいしい
●水分が80%くらいあり、水分をしっかりとることができる
●低カロリー
などがあげられます。
超小型犬、小型犬は中型犬、大型犬と比べて匂いを感じる細胞の数が少ないため、食べムラを起こしやすい子がいます。そのような場合、匂いが広がりやすいウェットフードだと喜んで食べてくれることがあります。また、超小型犬、小型犬は胃が小さいこともあり、水を飲む量が少なくておしっこが濃くなりやすく、尿路結石ができやすい傾向があります。その点、ウェットフードを与えると水分をしっかりとることができます。普段から水をあまり飲まない子には、積極的にウェットフードを食べさせてあげると良いでしょう。
一方でウェットフードについて誤解されていることもあります。それは
●カロリーが高そう
●栄養バランスが悪そう
などです。
ウェットフードは肉っぽい外見のため、脂肪分が多くてカロリーが高いと勘違いされることがありますが、80%くらいが水分であるため実際には低カロリーで、同じ重さのドライフードと比べるとカロリーは3分の1から4分の1程度です。ウェットフードを使うと低カロリーでボリュームアップすることができます。
また、やや硬めで密に生えた、光沢のある毛ヅヤを保つためには、タンパク質、とくに毛のタンパク質を構成するアミノ酸であるメチオニン、シスチンや、脂肪酸を十分に摂取することが必要です。
栄養バランスについては、きちんと栄養バランスが調整されたフードを選ぶようにすれば大丈夫です。ロイヤルカナンの犬用ウェットフードは犬種別やライフステージ別に栄養バランスが調整されていますので、安心して与えることができます。
また、ウェットフードとドライフードを組み合わせることで、いろいろな食事のしかたを楽しむこともできます。例えば、
●朝と夜でフードの種類を変える
●ドライフードにウェットフードをトッピングする
●ドライフードとウェットフードを混ぜる
●ご飯とおかずのように、ドライフードとウェットフードを同時に違う器で与える
などです。
愛犬の食事にウェットフードを加えることで、食事の時間をさらに楽しいものにすることができます。ぜひお試し下さい。