第15回

ウェットフードについて - 犬編

みなさまの愛犬・愛猫はドライフード派、ウェットフード派どちらでしょうか。今回は犬にウェットフードを与えることのメリットについてお話します。

ウェットフードの特長としては、

●匂いが広がりやすく、おいしい
●水分が80%くらいあり、水分をしっかりとることができる
●低カロリー

などがあげられます。

超小型犬、小型犬は中型犬、大型犬と比べて匂いを感じる細胞の数が少ないため、食べムラを起こしやすい子がいます。そのような場合、匂いが広がりやすいウェットフードだと喜んで食べてくれることがあります。また、超小型犬、小型犬は胃が小さいこともあり、水を飲む量が少なくておしっこが濃くなりやすく、尿路結石ができやすい傾向があります。その点、ウェットフードを与えると水分をしっかりとることができます。普段から水をあまり飲まない子には、積極的にウェットフードを食べさせてあげると良いでしょう。

一方でウェットフードについて誤解されていることもあります。それは

●カロリーが高そう
●栄養バランスが悪そう

などです。

ウェットフードは肉っぽい外見のため、脂肪分が多くてカロリーが高いと勘違いされることがありますが、80%くらいが水分であるため実際には低カロリーで、同じ重さのドライフードと比べるとカロリーは3分の1から4分の1程度です。ウェットフードを使うと低カロリーでボリュームアップすることができます。

また、やや硬めで密に生えた、光沢のある毛ヅヤを保つためには、タンパク質、とくに毛のタンパク質を構成するアミノ酸であるメチオニン、シスチンや、脂肪酸を十分に摂取することが必要です。

栄養バランスについては、きちんと栄養バランスが調整されたフードを選ぶようにすれば大丈夫です。ロイヤルカナンの犬用ウェットフードは犬種別やライフステージ別に栄養バランスが調整されていますので、安心して与えることができます。

また、ウェットフードとドライフードを組み合わせることで、いろいろな食事のしかたを楽しむこともできます。例えば、

●朝と夜でフードの種類を変える
●ドライフードにウェットフードをトッピングする
●ドライフードとウェットフードを混ぜる
●ご飯とおかずのように、ドライフードとウェットフードを同時に違う器で与える

などです。

愛犬の食事にウェットフードを加えることで、食事の時間をさらに楽しいものにすることができます。ぜひお試し下さい。

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原田 洋志(はらだ ひろし)

プロフィール

原田 洋志(はらだ ひろし)

  • ロイヤルカナン ジャポン合同会社
  • コーポレートアフェアーズ
  • サイエンティフィック コミュニケーション マネジャー
  • 獣医師
  • 名前:ポン次郎
  • 猫種:メインクーン
  • 性別:去勢オス
  • 年齢:9歳7ヵ月 (2009年3月26日生まれ)
  • 体重:9.7kg
  • 名前:チビ
  • 猫種:ミックス
  • 性別:避妊メス
  • 年齢:2歳6ヵ月 (2016年5月5日生まれ)
  • 体重:4kg